特許

知財あれこれ

AIは特許審査をどう変えるのか ― 特許庁「JPO AIビジョン」を考える

※画像はAIで作成したイメージです。実際の特許庁の施設、審査システム等を表すものではありません。はじめに 2026年7月28日火曜日の日本経済新聞朝刊に、「AIで特許審査 職員が最終判断 特許庁が活用指針」という記事が掲載されました。 特許...
知財の歴史

第4回 エリザベス1世の時代 ― 特許濫発の弊害

はじめに これまで述べてきたように、15世紀のイングランドで、当時の王であったヘンリー6世が特許状の付与を開始しました。 (「第2回 15世紀イギリスの特許状」) しかし、イングランドにおける特許状は、その後、大きな問題を抱えることになりま...
知財の歴史

第3回 15世紀の2つの特許制度の比較

はじめに これまで述べてきたように、15世紀、日本では室町時代に当たる頃、ベネチア共和国(現在のイタリア)とイングランド(現在の英国)で2つの特許制度が成立しました。 「第1回 世界最古の特許法は、なぜ15世紀ベネチアで生まれたのか」 「第...
知財の歴史

第2回 15世紀イギリスの特許状 ― ヘンリー6世の特許制度

はじめに 世界で最初に成文化された特許法は、1474年にベネチア共和国で制定された「発明者条例」(Venetian Patent Statute)でした。(「第1回 世界最古の特許法は、なぜ15世紀ベネチアで生まれたのか」) その後、162...
知財あれこれ

中国がフィンテック特許で世界一に?知財の視点から見る「本当の狙い」とは

※ この記事で扱うのは、暗号資産そのものではなく、金融サービスや決済インフラを支える技術としてのフィンテック特許です。はじめに 2026年7月7日火曜日の日本経済新聞朝刊に、「フィンテック特許、中国首位」という記事がありました。記事では、中...
弁理士試験

【特実II】令和8年度 弁理士試験 特実 問題II を解いてみた感想と考察

はじめに 2026年6月28日(日)に、弁理士試験論文式試験 (必須科目) が行われました。この試験は、特許・実用新案法が2問 (100点満点が2問、120分)、意匠法が1問 (100点満点、90分)、商標法が1問 (100点満点、90分)...
弁理士試験

【特実I】令和8年度 弁理士試験 特実 問題I を解いてみた感想と考察

はじめに 2026年6月28日(日)に、弁理士試験論文式試験 (必須科目) が行われました。この試験は、特許・実用新案法が2問 (100点満点が2問、120分)、意匠法が1問 (100点満点、90分)、商標法が1問 (100点満点、90分)...
弁理士試験

令和8年度 弁理士論文式試験 (必須科目) を解いてみた感想と考察

はじめに 2026年6月28日 (日) に、令和8年度弁理士試験の論文式試験 (以下、論文式試験)が行われました。5月に行われた短答式試験に続く第2関門の試験です。内容は、特許・実用新案法 (第1問、第2問で120分) 、意匠法 (90分)...
知財あれこれ

特許審査を遅らせる制度の新設について ― 国際標準への柔軟な対応へ

はじめに 2026年6月18日木曜日の日本経済新聞の朝刊第5面に、「特許審査 遅らせる運用」という記事がありました。特許庁は、標準化を目指す技術に関する特許出願について、標準開発の進捗に合わせて審査の着手時期を調整できる「標準戦略対応審査」...
知財あれこれ

中国が日本を抜いた!? ~出願件数による比較の意味を考察する~

※ アイキャッチ画像では、特許出願競争をイメージとして表現しています。はじめに 2026年5月5日の日本経済新聞の朝刊に、「ペロブスカイト太陽電池の特許出願、中国が日本を逆転」という記事がありました。ペロブスカイト太陽電池は2009年に桐蔭...