知財の歴史

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第9回 法の支配下での特許制度の運用

はじめに 1688年の名誉革命の後、英国は王権の力が制限され、法の支配によって国家が運営されることになりました。特許制度も、法の支配の下、専売条例(1624年)に従って厳格に運用されることとなりました。 王の特権から法の支配へと移行する中で...
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第8回 名誉革命後の特許制度 ―「王の特権」から「発明者の財産権」へ

はじめに 17世紀の英国では、1624年の専売条例制定後もなお続いた「王の専制」から、「法の支配」へと大きく転換する時代でした。その中で、特許制度も大きな変化を迎えることとなります。 日本では、江戸時代の2代将軍秀忠の時代から5代将軍綱吉の...
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第7回 英国専売条例とは? ― 特許を「王の恩恵」から「法律の制度」へ

はじめに エリザベス1世後期からジェームズ1世にかけて、英国では国王による専売権(独占権)の濫発が社会問題となりました。生活必需品にまで独占権が与えられ、物価上昇や産業活動の停滞を招いたのです。 こうした状況に対抗して、1624年、英国議会...
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第6回 議会による特許法の制定 ― 現代の知的財産法の基礎の誕生

はじめに 16世紀から17世紀にかけて、イングランドは海上国家として台頭していきました。しかし一方で、度重なる戦争や宮廷の支出により、王室の財政は厳しい状況にありました。また、ヨーロッパ全体で物価が上昇するなど、経済は不安定でした。 こうし...
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第5回 王権は法に従う ― ダーシー対アレン事件 (1602年)

黄金演説のその後 16世紀後半のイングランドは、対スペイン戦争などにより深刻な財政難に陥っていました。しかし、新たな課税には議会の承認が必要であり、王権のみで新たな課税を恒常的に行うことは困難でした。 そこでエリザベス1世は、「王の特権(R...
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第4回 エリザベス1世の時代 ― 特許濫発の弊害

はじめに これまで述べてきたように、15世紀のイングランドで、当時の王であったヘンリー6世が特許状の付与を開始しました。 (「第2回 15世紀イギリスの特許状」) しかし、イングランドにおける特許状は、その後、大きな問題を抱えることになりま...
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第3回 15世紀の2つの特許制度の比較

はじめに これまで述べてきたように、15世紀、日本では室町時代に当たる頃、ベネチア共和国(現在のイタリア)とイングランド(現在の英国)で2つの特許制度が成立しました。 「第1回 世界最古の特許法は、なぜ15世紀ベネチアで生まれたのか」 「第...
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第2回 15世紀イギリスの特許状 ― ヘンリー6世の特許制度

はじめに 世界で最初に成文化された特許法は、1474年にベネチア共和国で制定された「発明者条例」(Venetian Patent Statute)でした。(「第1回 世界最古の特許法は、なぜ15世紀ベネチアで生まれたのか」) その後、162...
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第1回 世界最古の特許法は、なぜ15世紀ベネチアで生まれたのか

導入 世界で初めて特許法が成文化されたのは、ルネサンス期の15世紀、繁栄していたベネチアでした。なぜベネチアで、世界初の特許法が生まれたのでしょうか。その理由を見ていきましょう。背景 15世紀のベネチアは、地中海貿易の拠点として大いに繁栄し...
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知財の歴史をたどるブログ連載を始めます ― 特許制度の成り立ちから現代へ

はじめに 2026年7月1日水曜日から、「知財の歴史」シリーズを毎週水曜日に公開していきます。 知的財産というと、現在の法律や制度の話として語られることが多いかもしれません。しかし、特許制度や商標制度、著作権制度は、ある日突然できたものでは...