Mira Bussola

商標とブランドの話

「ルナ・アズール」が商標登録出願をした理由を考察する

はじめに 2026年6月9日火曜日、JR東日本は、夜行運転に対応する特急列車「ルナ・アズール」についてプレスリリースで発表しました。(出典:JR東日本プレスリリース「夜行運転に対応する特急列車により新たな乗車体験を提案します」) 「ルナ・ア...
知財の歴史

第3回 15世紀の2つの特許制度の比較

はじめに これまで述べてきたように、15世紀、日本では室町時代に当たる頃、ベネチア共和国(現在のイタリア)とイングランド(現在の英国)で2つの特許制度が成立しました。 「第1回 世界最古の特許法は、なぜ15世紀ベネチアで生まれたのか」 「第...
弁理士コラム

弁理士試験はCBT化されるのか? ― 導入されるとしたらどう変わる?

※ 本記事は、2026年7月14日付の日本経済新聞朝刊に掲載された「司法も医師もペンなし試験」という記事をもとに、筆者が個人的に考察したものです。特許庁その他の公的機関による公式見解ではありません。※ 2026年7月14日現在、弁理士試験の...
弁理士コラム

【商標】令和8年度 弁理士論文式試験 (商標) を解いてみた感想と考察

はじめに 2026年6月28日(日)、令和8年度弁理士試験の論文式筆記試験(必須科目)が実施されました。 必須科目は、特許・実用新案が2問、意匠が1問、商標が1問です。試験時間は、特許・実用新案が120分、意匠が90分、商標が90分となって...
弁理士コラム

【意匠】令和8年度 弁理士論文式試験 (意匠) を解いてみた感想と考察

はじめに 2026年6月28日(日)に、弁理士試験論文式試験 (必須科目) が行われました。この試験は、特許・実用新案法が2問 (100点満点が2問、120分)、意匠法が1問 (100点満点、90分)、商標法が1問 (100点満点、90分)...
知財の歴史

第2回 15世紀イギリスの特許状 ― ヘンリー6世の特許制度

はじめに 世界で最初に成文化された特許法は、1474年にベネチア共和国で制定された「発明者条例」(Venetian Patent Statute)でした。(「第1回 世界最古の特許法は、なぜ15世紀ベネチアで生まれたのか」) その後、162...
知財トピック

中国がフィンテック特許で世界一に?知財の視点から見る「本当の狙い」とは

※ この記事で扱うのは、暗号資産そのものではなく、金融サービスや決済インフラを支える技術としてのフィンテック特許です。はじめに 2026年7月7日火曜日の日本経済新聞朝刊に、「フィンテック特許、中国首位」という記事がありました。記事では、中...
弁理士コラム

【特実II】令和8年度 弁理士試験 特実 問題II を解いてみた感想と考察

はじめに 2026年6月28日(日)に、弁理士試験論文式試験 (必須科目) が行われました。この試験は、特許・実用新案法が2問 (100点満点が2問、120分)、意匠法が1問 (100点満点、90分)、商標法が1問 (100点満点、90分)...
弁理士コラム

【特実I】令和8年度 弁理士試験 特実 問題I を解いてみた感想と考察

はじめに 2026年6月28日(日)に、弁理士試験論文式試験 (必須科目) が行われました。この試験は、特許・実用新案法が2問 (100点満点が2問、120分)、意匠法が1問 (100点満点、90分)、商標法が1問 (100点満点、90分)...
知財の歴史

第1回 世界最古の特許法は、なぜ15世紀ベネチアで生まれたのか

導入 世界で初めて特許法が成文化されたのは、ルネサンス期の15世紀、繁栄していたベネチアでした。なぜベネチアで、世界初の特許法が生まれたのでしょうか。その理由を見ていきましょう。背景 15世紀のベネチアは、地中海貿易の拠点として大いに繁栄し...