Mira Bussola

弁理士コラム

弁理士会の実務修習とは ― 申込・費用・日程と受講体験を紹介

※ 掲載している日程は令和8年度のものですはじめに 2026年 (令和8年) 11月9日月曜日に、弁理士試験の最終合格が発表され、合格者には11月11日水曜日に合格証書が発送される予定です。 最終合格をすると、次は実務修習の申込をすることに...
商標とブランドの話

名鉄のミュージックホーンの音商標 ― 拒絶理由と識別力

はじめに 名古屋鉄道 (名鉄) は、愛知県・岐阜県を中心とする大手私鉄です。パノラマカーやパノラマスーパーといった前面展望席のある車両や、鮮やかな赤い車体が印象的です。 かつての名車、パノラマカーは、警笛 (自動車でいうところのクラクション...
知財の歴史

第18回 ワットの蒸気機関の改良― 独立復水器がもたらした劇的な効率改善

はじめに 前回は、ワットが蒸気機関の改良を達成するまでを見てきました。 ワットが蒸気機関を改良したことは、よく知られています。では、いったい、ワットはどのように蒸気機関を改良したのでしょうか。今回はワットの蒸気機関の改良について、その仕組み...
商標とブランドの話

まるい緑の山手線 ― ヨドバシカメラの音商標と著作権との関係

はじめに 「まるい緑の山手線、まんなか通るは中央線」で始まるCMソングでおなじみのヨドバシカメラ。この曲について、ヨドバシカメラは2015年7月6日に音商標として商標登録出願をし、2017年7月14日付で商標登録を受けています (商標登録:...
弁理士コラム

弁理士になるための全体の流れ ― 弁理士試験から実務修習、弁理士登録までの全体像

はじめに 知的財産権の専門職である弁理士になるための一般的なルートは、弁理士試験に最終合格することです。弁理士試験については、先の記事で取り上げたように、短答式試験・論文式試験・口述式試験に合格する必要があり、最終合格率が例年おおむね5~1...
知財の歴史

第17回 蒸気機関を変えた発明者 ― ジェームズ・ワットの苦労

はじめに 前回は、1712年頃に発明されたとされるトマス・ニューコメンによる蒸気機関の発明を取り上げました。これにより、炭坑の排水問題を解決することが出来ました。 しかし、ニューコメンの蒸気機関は燃料効率が非常に悪いという欠点がありました。...
弁理士コラム

弁理士は裁判員になれない? ― 裁判員法第15条の就職禁止事由

はじめに 2009年5月21日に裁判員制度がスタートしました。裁判員制度は、国民が裁判員として特定の刑事裁判に参加する制度です。 ここで、弁理士は裁判員法第15条第1項第7号により、裁判員の職務に就くことができないと規定されています。つまり...
身近な意匠 (デザイン)

【意匠】電車の意匠の類似関係とバリエーションの意匠登録 ― E131系200番台の意匠登録を考察する

はじめに 先の記事で、「JR東日本E131系電車に見る意匠の類似関係」と題して、E131系電車の路線ごとのバリエーションについて意匠登録を受けている事例を取り上げました。 2026年9月14日に、E131系200番台というE131系の長野・...
知財の歴史

第16回 産業革命の発明者の苦難(その2) ― 発明したのに特許が取れない

はじめに 前回は、飛び杼を発明したジョン・ケイを取り上げました。 歴史の教科書では、産業革命の発明として「ジェームズ・ワットが蒸気機関を改良した」と書かれていることがよくあります。 ここで一つ疑問が生まれます。「改良した」ということは、その...
弁理士コラム

弁理士試験の法文集とは ― 大きさ・中身・使い方を実物で紹介

はじめに 弁理士試験では、第2関門の論文式試験 (必須科目) と最終関門の口述式試験で法文集を参照することができます。 法文集は、論文式試験の際に各受験生に配布され、試験終了後には持ち帰ることができます。筆者はこれを試験の「参加賞」または「...