リアード事件

知財の歴史

第16回 産業革命の発明者の苦難(その2) ― 発明したのに特許が取れない

はじめに 前回は、飛び杼を発明したジョン・ケイを取り上げました。 歴史の教科書では、産業革命の発明として「ジェームズ・ワットが蒸気機関を改良した」と書かれていることがよくあります。 ここで一つ疑問が生まれます。「改良した」ということは、その...
知財の歴史

第12回 リアード対ジョンソン事件 (Liardet v. Johnson, 1778年) ― 明細書は契約である

はじめに 18世紀の英国では、1711年のナズミスの特許以来、特許申請時に明細書を提出することが定着してきました。 ここで、明細書における「発明の詳細」とは、どの程度まで記載すればよいのでしょうか。 今回は、この「発明の詳細」について基準が...